新潟 5-0 名古屋(東北電力ビッグスワンスタジアム)

(新)ミシェウ 56' 64' OG 73' ブルーノロペス 90' 坪内 90+5'


後半しか見ていないのですが、バランスが悪いのひと言に尽きる
試合だったと思います。


右サイドで2回も突破されるのがまず問題ですが、すぐにフォローできる
位置に人がいない、あるいは抜かれる位置がゴールに近すぎるというのは
全体の守備のやり方が良くない証拠でしょう。
個人能力に苦言を呈したい選手は多いですが、やはりまずはチームとしての
守備組織づくりがおかしいのだと思います。


攻撃にしてもそう。選手がピッチを幅広く使うように広がるというのは、
カウンターや、突破力に絶対の信頼がある選手がいる場合は効果的ですが、
そうでない場合は、逆にフォローの間隔が広がってしまうだけの戦術です。
(常に広がっているからなおさら)


もうこれは何年も前から思ってることですが、試合前の練習でツータッチの
ミニゲームをやっています。これ何の意味があるの?と。
見ているとなかなか小気味良い感じでパスを回す技術はあるようなのですが、
肝心の試合ではそれが見られない。
何故なら選手間が広くてワンタッチ、ツータッチでパスを回す位置にいないから。
試合で役に立たない練習に何の意味があるのかと。


ケネディの去就に関わらず、ワイドに開く3トップの4−3−3は限界でしょう。
ただし、今季残り試合でやり方を変えるのは難しい。
よって、守備の約束事を修正(細かな変更)を加えてカウンターを基調とした戦い方で
若手を少しずつ使うような試合消化を望みます。
ACLは楽しみとしてあるに越したことはないけど、ない場合でじっくり国内リーグに
挑むのもアリだと個人的には思います。


結果を知っての観戦なのでストレスは少しですが、ユーヴェ戦の後に見たからなおさらダメダメに見えたなあ。