MILAN 0-1 JUVENTUS(Stadio San Siro)

(J)TEVEZ 72'
ユヴェントスのメンバーは以下のとおり。

                LLORENTE          TEVEZ

                   POGBA    PEREYRA
                                      (VIDAL)
ASAMOAH          MARCHISIO    LICHTSTEINER
                                                          (ROMULO)

       CHIELLINI     BONUCCI     CACERES
                                            (OGBONNA)

                            BUFFON

dis:STORARI,RUBINHO,PEPE,MORATA,COMAN,GIOVINCO,PADOIN,EVRA,MATTIELLO)
all:ALLEGRI

ピルロバルザーリが負傷で欠場。


前半のスタートはミランがしっかり引いて守備を整え、ユヴェントスがボールを
回して隙を伺う展開。
前半の途中からはミランがボールを回す展開もあるが、両チームのストライカーに
なかなか良い形でボールが入らず、前半は0−0で終える。


後半に入ってからユヴェントスはポグバにボールを集め、前線でボールをキープ
するようになる。
72分、テベスがゴール前でバランスを崩しながらもポグバへパスを送ると、
スペースへ走りこむ。ポグバは少し浮かせたパスを送り、これを受けたテベス
1対1を冷静に決めてユヴェントスが先制。
ミランはフェルナンドトーレスパッツィーニを送り込むもシュートを撃つに
至らず、ユヴェントスが逃げ切って勝利。首位対決を制した。


――――
中継でも言われていたのですが、デヨンクのテベスへの守備が効いていて、
いつものようにテベスが下がってボールを受けるということができなかった
せいで、なかなかリズムが作れませんでした。
しかしポグバにボールを集めるようになって高い位置でのボールキープが
できるようになってからは、ユーヴェがリズムを作れるようになっていたと
思います。
ゴールシーンはテベスとポグバが狙っていたところを、隙を突いて突破できた
わけですが、ミランの守備は組織もしっかりしていて良かったと思います。
今年は立て直しの年になると思いますし、けが人もいますので、しばらくは
あの戦い方でも良いのかも。


ユーヴェはピルロの代わりに入ったマルキージオが十分な仕事をしてくれて、
この試合でも積極的に裏を狙うパスを配給したり、ポストを叩くシュートを
撃ったりと、攻撃のリズムを作ろうと頑張っていましたし、実際にある程度は
できていたと思います(ミランの守備が良かったので崩すシーンは多くなかった
ですが)。


ペレイラは今まで観た試合よりもボールを運べる印象を受けましたし、
良い選手を取れたと思います。
ビダルはまだ体力が戻ってなさそうで、コンディションが整うまでは
無理をさせない方が良さそう。
カセレスは怪我だと思いますが、左利きのただでさえボール扱いの
上手くないオグボンナが右のCBをやるのは不安すぎるので、
バルザーリカセレスのどちらかは早く戻って来て欲しい。
ボヌッチが3バックの中央で余ったポジションしかできないのが
非常に痛い…。