SASSUOLO 1-1 JUVENTUS(Stadio Mapei)

(S)ZAZA 13'
(J)POGBA 19'
ユヴェントスのメンバーは以下のとおり。

     TEVEZ     LLORENTE
                   (COMAN)

     POGBA       PEREIRA
 EVRA         PIRLO       LICHTSTEINER
(MARCHISIO)  (GIOVINCO)

    CHIELLINI  BONUCCI  OGBONNA

          BUFFON


dis:STORARI,RUBINHO,PADOIN,ASAMOAH,MATIELLO
all:ALLEGRI

動きの悪いユヴェントスに対して積極的なプレーを見せるサッスオーロ
序盤は互角の内容でしたが、13分、右サイドのヴルサリコの
突破からクロスボール。1度はシュートを防がれたものの、
こぼれ球をうまくつないでゴール正面のザザがシュート。
これがゴール左上隅に決まってサッスオーロが先制する。
ユヴェントスもここから反撃を見せて19分、ゴールライン際の
ところでテベスが相手からボールを奪取。中央へドリブルで
進んでフリーのポグバへパス。ポグバは落ち着いて逆サイドを
狙ったシュートを決めてユヴェントスが同点に追い着く。
前半は同点のまま終了する。


後半に入ってもペースを掴み切れないユヴェントスは60分、
エヴラを下げてマルキージオを投入。3バックから4バックへ
シフトし、4−4−2のフォーメーションを採る。
66分にはジョレンテに代えてコマン、84分にはピルロに代えて
ジョヴィンコを使うが、いずれも決定的な仕事はできず、
サッスオーロも終盤は疲れが見えて守備ラインが下がりだした
こともあり、両チーム追加点を奪えずに終了。
未勝利で最下位のサッスオーロ相手に全勝で首位のユヴェントス
勝ち点2を落とした格好となった。


ーー
がっかりな試合でした。選手の動きが悪かったですし、采配も
微妙な感じでした。
マルキージオを入れるときにエヴラを下げたのは、ピルロ、ポグバ、
ペレイラの3人のいずれも下げにくかったのだと思いますが、
結果的には4バックは効果的ではありませんでした。
右サイドはペレイラが自分で前に行くタイプなので、リヒトシュタイナー
オーバーラップするだけの溜めができなかったし、左サイドは
オグボンナが絶望的に攻撃のセンスがない。あれならキエッリーニ
サイドに出して、オグボンナがセンターをやった方がマシでした。
もしくはオグボンナも下げてアサモアを入れるか。
この辺はジョヴィンコより先にコマンを出してうまくいかなかった
ことのツケも回ったと思います。


ジョヴィンコは動きは悪くなかったですが、コマンはボールを
受けても何もできず。ドリブルで仕掛ける姿勢は良かったのですが、
それもせめて数回に1回は突破をしれくれないと、逆に相手に取って
守りやすい動きになってしまう。
2枚目の交代がジョヴィンコであれば前線はある程度計算できたので、
最後にオグボンナを下げてアサモアでも良かったのかなと思います。


サモアよりエヴラが使われているのはどういった理由なんですかね?
アフリカネイションズカップでいなくなる前にエヴラをできるだけ
慣らしておきたいから以外に理由が思い浮かびません…。
サモアの方が突破力があって、攻撃的だと感じるのですけどね。


何にせよ、ベンチ入りメンバーを満たせないくらいに怪我人が多いので、
バルザーリカセレスの復帰(オグボンナを控えに置ける)を望むところ
です。